iPhone(アイフォン)に命令せよ! 〜 Objective-Cでプログラミング 〜
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Objective-Cによるプログラミングについて
iPhoneアプリはObjective-Cというプログラミング言語を用いてアプリを開発します。画面左側の[ グループとファイル ]の下にある[ Classes ]を選択します。右側の画面に表示されるファイルで主に使用するのは以下の2つのファイルです。
・(プロジェクト名)ViewController.h
「ヘッダーファイル」とも呼ばれます。.hファイルには変数やメソッド(命令文)を記述します。
・(プロジェクト名)ViewController.m
「実装ファイル」とも呼ばれます。.mファイルにはアプリが行う具体的な内容を記述します。
applitestViewController.hについて
・IBOutlet UILabel *label;
ビューウインドウに配置したラベルを変数として扱えるようにしています。ボタンの記述部分も同様です。
・@property(nonatomic,retain)UILabel *label;
前項で宣言した変数を変更可能にするのがプロパティ化という処理です。ボタンの記述部分も同じです。
・-(IBAction)exeButton:(id)sender;
ボタンを押した時に、実行されるメソッドを宣言しています。
applitestViewController.mについて
・@synthesize label;
.hファイルで宣言した変数を実際にアプリで使用できるようにしています。ボタン部分の記述も同様です。
・-(IBAction)exeButton:(id)sender{label.text = @"iPhoneアプリのテストです";}
ボタンを押した時に、ラベルにメッセージを表示させるメソッドを記述しています。
・-(void) {[label release];}
アプリを修了した時など、不要なプログラムをメモリ上から消す処理をしています。ボタン部分の記述も同様です。